言海祥太です。

さて本題です。

『マズローの5段階欲求』を皆さん聞いたことはあると思いますが

簡単にいうと、

生理的欲求を満たされると安全欲求、
それが満たされると社会的欲求を目指して、
その上の承認欲求を目指して、
最後に自己実現を目指すよ

という話がよくあります。

日本という安全で豊かな国においては、生理的欲求・・・食べる寝る性的なものも含めて。

そして安全欲求・・・どこかの国みたいに戦争があるわけではないから。

基本的に生理的欲求や安全欲求は満たされているわけです。
そして社会的欲求も満たされているんですね。

例えば、家族という最小単位のコミュニティを持っている人もいるわけだし、会社にお勤めの方もいるかもしれないし、部活とか何かのコミュニティに属しているという意味では社会的欲求も満たされていると。

だいたい承認欲求やこの辺が、SNSや仕事で結果を出して承認されるとか、そういったことを満たしていくっていうフェーズです。

その1個上の5段目の自己実現欲求。これは、例えばお金とか地位とか名誉とかなんですよね。

それをもらったときに、自己実現できるといわれてきたんですけれども、

最近は自己実現欲求の1個上の

「自己超越」というのがすごく注目されています。

実は「生理的欲求から自己実現までの成功プロセス」と、「自己超越を極める成功プロセス」はまるで違います。

自己実現までは、他者を介して誰かから満たしてもらうものなんです。

安全欲求も誰かが安全を作ってくれるわけです。

社会的要求も1人じゃ味わえないんです。誰かとのコミュニティ、家族がいる友達がいる、誰かを介して、社会的に誰かと繋がることで満たしているものだと思うんですね。

承認欲求もそうですね。誰かから記事をいいね！してもらうとか、誰かから褒められるとか、そういったことで承認を得ている。

自己実現もそうなんすよ。結局は賞賛されるとか、お金とか、地位とか、名誉って誰がくれるんですかって言ったら、人がくれますよね。

地位や名誉は人が用意してくれますし、お金も誰がくれるのって言ったら、人からもらうわけですね。

誰かに何かをしてあげた対価としてお金をもらう。
必ず自己実現欲求まではクライアントがいるんです。

他者がいるんです。

自己超越だけ実は、他者がいないんです。

自分自身を満たす、つまりやりたいことをやっていかないと満たせない領域なんです。

「クライアントが自分自身」なんです自己超越だけ。

どれだけ人から称賛されてお金とか地位とかがあっても自分を超えられないですね。

自己超越しようと思ったら、これは採算度外視でも赤字だとしても、とにかくやりたいことやっているっていう心の充足感とか、いい気分でいるってこととかが自己超越になるんです。

なので、これからの時代は、この自己超越をしながら自己実現を目指していく、この両輪が大事なんですね。

じゃないと、自己実現だけしていても、気分が置いてけぼりで何かむなしいとか。

ただ稼げるだけじゃなくて自分の好きなこととか楽しいことをやって稼ぐというのがやっぱり大事なんですよね。

気分が置いてけぼりになっちゃいけない。

というところでいくと、自己超越をしながら自己実現をしていく。
これはプロセスが違うんですよね。

『誰か人を介して得られるものと、自分自身を喜ばしていくこと』

自分を喜ばせる行為と、人を喜ばせる行為の両方が大事だということ。

その方法と神髄をここでお話ししてます。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
言海祥太